ピザ窯作り(基本タイプ・煙突なし)その2:火床と型枠編


その1から時間が経ってしまいました。
土台を作り終えた段階(2013年12月)までは、二層式タイプのもの(下段の火床と上段の焼き床からなり連続燃焼タイプとも呼ばれる。)を計画していましたが、近所のピザ窯製作経験者にお話を伺ったところ、家庭でピザを一度に数枚焼くのなら基本タイプで十分とのアドバイスをいただき、基本タイプに変更しました。薪の消費も少なくて済むようです。煙突もいらないとのことでしたが、窯の奥面の上部に煙抜きの穴を開けておきレンガ片で塞げる構造にします。

その一 火床兼用焼床

耐火レンガは、コメリドットコムからネット通販でフランスレンガ コクデブリエールを100個購入しました。「フランス製の耐火レンガです。耐火性能1000℃まで耐えられます。」とのことでこれに決定。単品重量:約2.4kg、単品サイズ:約幅220×奥行105×高さ54mmとなっています。
通販にしたのは、この重量が決めてになりました。2,400Kgを軽トラで運搬するには6往復を要します。水生乃里は標高800mの山中にありますので、最も近い南小国町のコメリに取り寄せてもらっても大変な作業になります。実は後日、100個では足りなくなり南小国町のコメリに取り寄せに関して問い合わせたところ、通販同様100個単位でしか取り扱えないとのことでした。別の規格の耐火レンガになるのを覚悟でハンズマンに行ったところ全く同じものがバラ売りされていたので40個購入しました。それにしてもハンズマン(熊本県菊陽店、大分県稙田店)を軽トラで7往復すれば、丸2日かかりますので、通販で正解でした。田舎は何をするにも大変なのですね。
話が横道に逸れてしまいました。火床兼用焼床に戻ります。幅220×奥行105×高さ54mmを32枚敷き詰めます。220×4=880、105×8=840の広さになります。土台の天板の上にアサヒキャスターCA-13Tを水で練ったものを1cmほど盛り、レンガ同士には隙間を開けずに敷き詰めた後、表面にアサヒキャスターを粉のまま撒きブラシで隙間を埋めるようにします。これで火床兼用焼床の完成です。

その二 型枠の制作

いよいよ窯本体にとりかかりますが、窯本体がアーチ(かまぼこ)型のため、型枠を作らないと耐火レンガをアーチに積めません。
アーチの完成写真は以下ですが、何故か作成途中の写真がありません。
ピザ窯型枠

1.型枠寸法

下手くそな図で恐縮ですが、型枠の略図です。縮尺は正確ではありません。側面に手持ちの2.7mmのベニヤ板を半円の曲面にそって貼り「かまぼこ」の型枠に仕上げました。
ピザ窯型枠

aはアーチの半径で、(840−105×2)÷2=315mm
bはアーチの型枠に耐火レンガを積み終わった後に、この型枠を燃やして取り除くための燃焼口、燃焼路となるトンネルの半径です。大きすぎると型枠の強度が落ちますので程々に。
cは、アーチ型の板4枚をつなぐ底板の幅です。底板は150×15×910でコンパネから切り出してもいいですが、私は手持ちの杉端材があったので、それを使いました。
eは、3×eでアーチの幅になります。火床兼用焼床では隙間なしで敷き詰めたので、220×4=880mmですが、アーチ部分では10mmの目地が3箇所はさまりますから、正確には910=3×e+15×4となり、eは283.33mmになります。
fは底板の厚さです。私が使った杉板は約14mmでした。15mmのでコンパネから切り出してもいいと思います。

2.型枠の加工

アーチの半円部分は、土台の天板型枠に使った15mmのコンパネ残材からジグソーで4枚切り出します。半円は30*45*400位の木片に315mmの間隔で印を付け、片方に10mm位の穴を開けます。もう片方に木ネジを先が2〜3mm出るくらい打ち込みます。片方の穴に鉛筆にテープを巻いたものをガタつかないように差し込み、木ネジの先端を中心にして円を書きます。bのトンネル穴の方はフリーハンドで半円を書いて組立後にジグソーで切りました。
底板は150×14×910で杉材を2枚切り出し283.33mm間隔で印を付けておきます。
半円部分の直線部分の両端に底板の印の部分を合わせて細い平頭木ねじで止めました。
円弧に沿って2.7mmのベニヤを貼ります。円弧の長さが315×2×3.14÷2=989.1mmありますので36ベニヤの910mmだと、80mm程たりません。ベニヤを910×910と910×80に2枚カットして貼りました。加工精度の悪さ(下手くそ)と始めてのR加工で材料がずれて苦労しました。幅を少し広くカットしておき、貼った後にカッターで切り落とせばよかったかと思いました。
(その3に続く)

ピザ窯の投稿

ピザ窯作り(基本タイプ・煙突なし)その1:基礎と土台編
ピザ窯作り(基本タイプ・煙突なし)その3:窯本体アーチと型枠除去


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